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アレルギー対策「食品と衣料品編」


<INDEX>目次を設けましたが、最初から順番にお読みいただければ幸いです。

<食品>
●腐らない食べ物の不思議

●食品添加物の危険性


●清涼飲料水とインスタント食品が身体を変える?


●残留農薬・抗生物質


●偏った食生活ではアレルギーは改善しない!


<衣料品>

●肌着は木綿、石けんで洗おう

●繊維の加工にホルムアルデヒド




<食品>


●腐らない食べ物の不思議

一昔前までは、気をつけないとよく食べ物が腐ってしまいましたが、
近頃はほとんど腐らなくなりました。
賞味期限の表示が徹底され、冷蔵庫の能力もアップしたのが
腐りにくい理由でしょうか?

そうではなく、「保存料」(防腐剤、防カビ剤、殺菌剤、酸化防止剤など)を
たくさん入れて腐りにくくした
のです。

賞味期限も徐々に長くなってきています。
中には製造工程を無菌室に近い環境にして、賞味期限を延ばしているなど、
努力しているメーカーもありますが、ほとんどは「保存料」に頼っています。

「残ったご飯を食器棚に何日も置き忘れていたけど腐らなかった」などという
不思議な現象を体験された方もいます。
これは食器棚から発散するホルムアルデヒドが保存料の役割をしていたからです。

加工食品の保存性を高め食中毒を防ぎ安全性を高めるために入れる
「保存料」ですが、摂取量が多くなると人体への影響が懸念されます
家庭で調理したものはほとんどすぐ食べてしまいますので保存料はいらないのですが、
加工食品は製造から消費者が食べるまでに日にち、時間がかかるので、
腐敗防止のために保存料を使います。

また保存料の仲間で、かんきつ類に使われている防カビ剤があります。
果物の表面に塗布されているいわゆる「ポストハーベスト農薬」で、
輸入物に多く使われています。
オレンジなどは何日置いておいてもまったくかびることもなく、
腐敗も起きずに日干し状態になります。

保存料の使用量が多い加工食品が中心の食生活は
見直さなくてはなりません。


●食品添加物の危険性

「ほとんどの食品添加物がもともと何らかの毒性をもっている」
ということを
認識していただきたいと思います。
食品添加物の入った加工食品は氾濫しています。
ひとつひとつにそれほどの毒性はなくとも、加工食品漬けの食生活を続けたり、
実際にいろいろな食品添加物が組み合わさったときにどんな危険性が現れるかなどは、
あまり研究されていません。

食品添加物の中では「保存料」がもっとも危険性が潜んでいるといえます。
腐敗を防止するということは、腐敗を進めるバクテリアを死滅させたり、
活動を弱めたりすることです。
つまり、バクテリアにとって保存料は有毒だということです。
「人体にとっても何らかの悪影響を及ぼす可能性があるもの」
考えたほうがいいのです。

原則として、その食品に使用した「添加物」はすべて表示しなければなりません。
ところが実際はすべての添加物に表示が義務付けられているわけではありません。
必ず物質名を表示しなくてはならないものは決まっていますが、添加物の種類によっては
表示するかどうかは業者次第のものもあるわけです。

甘味料、着色料、保存料、増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、酸化防止剤、
発色剤、漂白剤、防カビ剤は、物質名とともに用途名を表記しなければなりません。

食品添加物の中にはアレルギーを起こすものがあります。
着色料の「黄色4号」「黄色5号」「赤色102号」保存料の
「安息香酸ナトリウム」
などがじんま疹 を引き起こすことは以前から知られています。
また 「赤色2号」「黄色4号」は花粉症を悪化させる作用があることがわかっています。
この他保存料の「安息香酸」「ソルビン酸」「ソルビン酸カリウム」
「パラオキシ安息香酸エステル類」、タール色素類なども要注意です。

また「漂白剤」「酸化防止剤」(BHT・BHA)「発色剤」(亜硝酸ナトリウム)なども
じんま疹やぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因になったり
悪化させる作用があると考えられています。

いずれにしても「アレルギー」や「化学物質過敏症」の方は、これらの物質を含め、
食品添加物を極力避けるべきだと思います。


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●清涼飲料水とインスタント食品が身体を変える?

流行の「インスタント食品」「レトルト食品」「調理済み冷凍食品類」には
多くの添加物が含まれています。
できる限り自分で調理できるものは自分でする、添加物の多い加工食品は
極力控えるという姿勢が大切です。

また、 子どもが好きな「菓子類」や「清涼飲料水」にも添加物が
たくさん含まれています。
手作りのおやつや、麦茶、無添加のジュースなどを主体に考えてください。

これ以外の加工食品の中で特に添加物の多いもの
@「肉加工食品」(ハム・ソーセージ・ベーコン・かまぼこなどに使われている
発色剤、漂白剤、保存料、結合剤などで発ガン性の疑いのある物質も多い)

A「漬物類」(人口着色料、調味料、保存料)

B「珍味類」(常温で販売されている袋入りの湿ったタイプは保存料、
品質保持剤が大量に含まれている)
です。

冷蔵されていない安物のソーセージ(結合剤)、コーラ(酸味料)、
清涼飲料水(果実の沈殿防止剤)、アイスクリーム(気泡保持剤)には、
「重合リン酸塩」が添加されています。

この物質は1986年の国際毒科学会議で肝臓障害、カルシウム低下、
筋肉萎縮といった害が報告されました。
子どもが取りすぎる危険性がありますので注意しましょう。

これらの食品を摂取しすぎると「アレルギー」になりやすくなってしまうと考えられています。
乳幼児の頃から摂取量を控えるよう注意したいものです。


●残留農薬・抗生物質

野菜や果物には農薬が残留していることが多いことがわかっています。
農薬が残留している割合の高かった作物は、次のようなものです。

セロリ、パセリ、ミニトマト、ミツバ、大根、カブ、アオジソ、レタス、サラダ菜、
りんご、伊予柑、イチゴなど。

農薬は化学物質過敏症を引き起こすだけでなく、花粉症などの
アレルギーを悪化させる
ことがわかっています。

化学物質過敏症の方は農薬を使わない作物を、アレルギーの方はできるだけ
農薬を使わない作物を、購入する方が良いでしょう。

市販の野菜でも、流水でよく洗えばある程度農薬は除去できます。
作物によっては、さらに水煮をして茹でこぼすことで、外皮のすぐ下の
クチクラ層にたまった農薬が溶け出します。皮をむくことでもかなり除去できます。

せっかく無農薬野菜を食べていても、室内で殺虫剤などを使わないようにしないと
何にもなりませんのでご注意ください。

また農薬以外にも、牛、豚、鶏などの畜産動物に与えられる「えさ」に含まれる
「成長促進剤」や病気予防のための抗生物質などの「医薬品」など
が、
私たちの食品になったときの影響も懸念されます。
はまちなどの養殖魚へ与える飼料や薬品についても同様に考えられます。

海や河川が有害な化学物質で汚染されています。
食物連鎖によって人間は他の動物より多くの汚染物質を取り込んでいるのですが、
これは地球環境全体を良くしないと避けられない問題です。

しかし、「えさ」に含まれる有害物質は、選別すれば避けることができますので、
「賢い買い物」をするよう心がけることが大切です。


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●偏った食生活ではアレルギーは改善しない!

肉食やファーストフードに偏り、野菜や魚の摂取が減った・・・「偏った食生活」が
アレルギーになりやすい体質にしているので、「正しい食生活」を心がけないと

アレルギー症状は改善しない
ことが多くなっています。

肉食中心の食事で脂肪は摂取過多になり、野菜の摂取量が少ないので
食物繊維不足
になります。これでは腸内環境が最悪の状況になってしまいます。

これに加え、朝食抜き、昼食はラーメンやカレーライスといった外食、夜も外食、
運動不足・・・などでは生活習慣病になってしまいますし、
アレルギーも改善しないのが当然です。

生活環境を改善するのと同時に、是非「正しい食生活」を心掛けて、
アレルギーを内面から根本的に治す
ようにしてください。

正しい食生活は文部科学省・厚生労働省と共同で農林水産省が策定した
「食生活指針」
を参考にしてください。


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<衣料品>


●肌着は木綿、石けんで洗おう

アレルギーの方は、化繊やシルク、ウールに接触するとアレルギー症状を
引き起こす可能性があります。
これらの繊維はできるだけ避けて、木綿にしたほうが問題がありません。

特に肌着の場合、綿製品でも新品は洗濯して十分にすすいでから使用してください。

化学物質過敏症の方やアトピー性皮膚炎の方は、農薬などを使わない
「オーガニックコットン」製品をお使いになることをお勧めします。

洗濯用洗剤は、合成洗剤を避け、無添加の「せっけん」で洗うようにしましょう
衣類に残留した洗剤成分(合成洗剤の主成分である合成界面活性剤や助剤)が
皮膚から浸透しやすくアレルギー症状を悪化させます。

アトピー性皮膚炎などで皮膚に炎症や引っかき傷がある場合、健康な肌の100倍も
浸透しやすくなるので、要注意です。


●繊維の加工にホルムアルデヒド

繊維製品は製造・加工の段階でさまざまな化学物質が使われています。
ホルムアルデヒドなども仕上げ段階で使われますので、
化学物質過敏症の方などは注意が必要です。
(化繊でアレルギー症状がでるのは、繊維そのものより加工の段階の
化学物質によることが多いと考えられます)

ノーアイロン加工形態安定加工のワイシャツ、肌着の防臭加工
抗菌処理
などはアレルギー反応を起こします。
加工がしていない製品を購入し、洗濯して十分にすすいでから使うように心がけましょう。
もちろん洗濯後に柔軟剤などを使わないようにしてください。

健康な人には何でもないものが、過敏体質の人には危険なものとなってしまう
可能性が十分にありますので注意が必要です。


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<アレルギー対策シリーズ INDEX>

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