花粉を家に入れない! 家の中に入った花粉は徹底排除する!
生活環境から花粉を排除すれば、花粉症の症状は改善し、家では快適に生活できます!
花粉症対策「花粉排除で快適生活」
家に居て、くしゃみを連発するのは、室内に花粉が浮遊するからです。
屋外に花粉が大量に飛散していても、家の中は花粉が無い環境にすることはできます。
ごく基本的なことですが、花粉を徹底排除するシンプルな方法で、
家では快適に過ごせます。
<INDEX>
<花粉症のことを知る>
◆花粉症とは?
◆主な花粉と飛散時期は?
◆花粉症の治療は?
◆発症は化学物質の影響が大?
<花粉のことを知る>
◆スギ花粉は無風状態では浮遊しません。
◆花粉が砕け「花粉塵」になると厄介です。
<花粉を徹底排除するポイント>
◆鉄則!花粉を家に入れない!
◆侵入した花粉は徹底排除!室内に花粉を浮遊させない!
◆その他
花粉症のことを知る
◆花粉症とは?
花粉を抗原(アレルゲン)とするアレルギー性の病気で、花粉が飛散する時期に
出現する 「季節性のアレルギー」です。
同じようなアレルギー症状が1年中出るアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は
「通年性のアレルギー」で、主なアレルゲンはハウスダスト、ダニです。
発症した時は花粉だけに反応する「季節性のアレルギー」が、何年か経過すると
花粉のみならずハウスダストやダニなどにも幅広く反応する「通年性のアレルギー」に
移行することが多いので、早めの対策が必要です。
花粉症は主に「鼻の症状」と「目の症状」が顕著に現れます。
「鼻の症状」は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどです。花粉によるアレルギー性鼻炎です。
「目の症状」は、かゆみ、充血、涙目、異物感などです。
花粉によるアレルギー性結膜炎です。
「他の症状」として、「皮膚」のかゆみやかぶれ、「喉」の痛みや咳、
「耳」の穴のかゆみなどがあります。
鼻の粘膜や目の結膜は外気に接しているので、真っ先に花粉が付着しやすく、
涙や粘液で花粉が溶かされやすくなります。
そして粘膜や結膜には血管が沢山あるので、炎症を起こしやすくなります。
繰り返し花粉が入ると、粘膜の過敏性がどんどん亢進されていき、
症状が重くなります。
全身にアレルギー症状が出る場合もありますので注意が必要です。
アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギー性疾患の方も、花粉の飛散時期に
症状が悪化しますので、花粉を避けることが大切です。
花粉症の妊婦は、薬を飲まない方が良いので、徹底して花粉を避ける
ことが大切です。
◆主な花粉と飛散時期は?
花粉症の原因となる花粉は、約60種類あることがわかっています。
地域によって花粉の種類が違ったり、飛散する時期が変わります。
2月〜4月 スギ花粉による花粉症が一番多く、
3月〜5月 ヒノキ花粉
5月〜6月 カモガヤ花粉
8月〜9月 ブタクサ花粉なども有名です。
北海道では、シラカバ花粉、ハンノキ花粉による花粉症があります。
ムギ・イネの花粉や、花・果物の花粉に反応する人もいます。
ハウス内で受粉するなど、農作業などによって特定の花粉に接することで
発症することもあります。
◆花粉症の治療は?
1.予防
⇒花粉を元から絶つのが一番簡単で安上がりです。
もちろん、アレルゲンである花粉を徹底排除すれば症状も緩和されます。
生活環境研究所では、この「予防・花粉徹底排除」についての情報を
重点的にお伝えします。
2.薬物治療
⇒対症療法ですが、薬物治療で症状がかなり緩和されます。
アレルゲンが何かを特定することも大切です。
自己診断で「花粉症」と決め付け、花粉対策も治療もしないで悪戦苦闘
している方を多く見ます。
一度耳鼻咽喉科で診断を受け、治療することをお薦めします。
3.免疫療法
⇒アレルギーの反応を抑える治療に「減感作(げんかんさ)療法」があります。
唯一のアレルギー根本治療と言われています。
濃度を薄くした花粉エキスを注射し、徐々に濃度を上げて体に慣らしていきます。
治療には2,3年かかります(月に1度通院)が、うまくいくと(70〜80%の人に有効)
花粉症は治ります。
筆者は10数年前にこれで治しました。(1991年10月から治療開始)
花粉が大量に飛散していても全く感じなくなります。
⇒簡便な根本治療の方法として注目されているのが、減感作療法を応用した
「スギ抗原米」療法で、実用化をめざして研究が進められています。
注射の代わりにスギ抗原米を食べることで、同様の効果が期待できるという
画期的な治療法です。
⇒ところが、厚生労働省が「花粉症緩和米は食品としては認められない」
との考えを示した。組み換え食品の安全性審査基準に触れるためだ。
開発を進めているのが農水省関連の研究機関で、さらに研究を進めるとしているが、
遺伝子組み換え食品の開発のあり方をめぐり問題になりそうだ。
2003.9.6 読売新聞より
⇒まだ試験段階ですが、注射を使わずに舌下から花粉エキスを投与する
新しい減感作療法「舌下減感作療法」の治験が日本医科大学付属病院
耳鼻咽喉科の大久保公裕助教授や千葉大学の岡本美孝教授らによって
行われています。
痛みもなく自宅で治療できるので、患者にとって負担が少なく、
これも画期的な治療法といえます。
⇒アレルギー反応を抑制する成分「メチル化カテキン」を多く含んでいる
緑茶「べにふうき」が注目されている。
毎食後一杯のむだけで、アレルギー症状を改善する効果があるという。
生産態勢が整い次第、本格的な販売を始める予定。
◆発症は化学物質の影響が大か?
●都会暮らしで花粉症に。
スギ林の近くに住んでいた方が、就職などで都会に出てきたとたんに
花粉症になってしまう・・・などの事例が数多くあります。
都会に出てきたことで「ディーゼルの排気ガスなどの化学物質」を吸い込むことで
発症する可能性が高いと考えられています。
化学物質や電磁波はアレルギーを強く促進する作用があることがわかっています。
国立環境研究所ではアレルギーと化学物質の関係についての研究が進められています。
●新築・リフォーム後に花粉症に。
「ホルムアルデヒドなどの化学物質」を吸って、シックハウス症候群・
化学物質過敏症になることはご存知だと思います。
ところが、意外にも新築やリフォーム後に多く発症するのが花粉症なのです。
実は、筆者も20数年前に花粉症になりましたが、発症は新築後だったのです。
その頃は、建材などから出る「ホルムアルデヒドなどの化学物質」の問題や、
シックハウス症候群などはあまり騒がれていませんでしたので、花粉症とは
全く結びつかなかったのです。
数年前から、「自分の花粉症は化学物質が大きく影響していた」と
推測するようになりました。
シックハウス症候群や化学物質過敏症のご相談を数多く受けていることで、
推測が確信に近くなってきました。
また花粉症の方から空気清浄機のお問い合わせ(市販の空気清浄機が使えない)
をいただいて、その方々に化学物質過敏症の兆候が見られること、そしてほとんどが
新築やリフォームが発症のキッカケなどの理由から、化学物質の影響が大きいことを
強く感じています。
アレルギーと過敏症は「生活環境病」
身近な問題「化学物質と健康」 「自分でできる化学物質の解毒」
身近な問題「電磁波と健康」を ご覧ください。
このような方は、花粉を排除するのと同時に、化学物質を除去する必要があります。
化学物質を除去する空気清浄機を使うと効果があります。
ダストフリー空気清浄機 医療用空気清浄機アイクリーン
空気清浄機エアイーサー
花粉のことを知る
花粉を徹底排除するポイント
◆鉄則!花粉は家に入れない!
花粉の侵入口はどこかを探り、対策を考えるのが近道です。
●《原因》花粉は人が運んでくる。
《対策》「玄関」に入る前に外で花粉を払い落としてください。
玄関に洋服ブラシを用意しておきます。
家に入る前に、洋服やバッグなどにブラシをかけて花粉を払い落としてください。
肩や背中に大量の花粉が付着していますので、手の届かない部分はコートを脱いで
ブラッシングしてください。
また、足元にも道路に落ちていた花粉が大量に付着していますので、
同様にブラッシングしてください。
髪の毛(または帽子)、顔にも花粉が付着していますので、払い落としてください。
ブラシの代わりに玄関の外で、扇風機やハンドドライヤーの風で、体に付着した花粉を
吹き飛ばすのも一つの方法です。(花粉が付着しにくい素材に有効)
外で花粉を払う代わりに、玄関で掃除機をかけると確実に花粉を排除できます。
いずれにしても、家族全員がやらないと意味がなくなってしまいますので、
ご家族の協力が必要です。
《対策》「洗面所」で洗い流す。
手洗い、うがい、髪の毛をブラッシング、洗顔は実行してください。
できたら、 鼻洗浄、目洗浄も行うとより楽になります。
《対策》「外出する時花粉避けの工夫」が必要。
「マスク」「メガネ」「帽子」「コート・ジャケット」が必需品です。
「マスク」は、顔にフィットするものをお薦めします。
普通のマスクでも60%くらいは花粉を取ってくれますが、より効果的に花粉を
カットするには、すき間から花粉が侵入しないよう工夫することが先決です。
フィルター効果を高めるには、ティッシュペーパーを間に挟むと90%くらいまで
カットできます。
ガーゼを湿らせて間に挟むと同じような効果があります。
(鼻の粘膜に優しくなる効果もあります。後述)
「メガネ」普通のメガネでもある程度はカットできますが、ゴーグル型の方が
完璧に近いくらいカットできます。
マスクと同様に、顔にフィットしたものを選ぶほうが効果的です。
「帽子」をかぶることで、髪の毛に花粉が付着するのを防げます。
野球帽型より、全体にツバがあるデザインのものが効果的です。
素材は、コート、ジャケットを参考にしてください。
「コート・ジャケット」は花粉が付着しにくく、落としやすいものを
着用することが大切です。
花粉の飛散時期は外出時にそのような素材のコート・ジャケットを羽織ると、
花粉がつきにくく、落としやすいので室内に花粉を持ち込みにくくなります。
コートやジャケット選びのポイントは、
1.生地表面の凹凸が少ないツルツルした生地
2.織目が詰んでいる生地(花粉が入り込む余地が無いほど目が細かい生地)
3.短繊維より長繊維で織られている生地
(極細の長繊維を高密度で織られている生地)
4.静電気が起きにくい素材か静電気防止加工をしてある方が良い
5.すき間から花粉が入りにくいデザイン
です。
「花粉対策の製品」は1〜5の要素が満たされていることが多いので、
効果が期待できます。このような製品を選ぶか、衣料品購入の参考にしてください。
ウールのざっくりした素材などは、表面に凹凸が多く、静電気が起きやすいので
花粉が付き易く、叩き落としにくいので避けたほうが無難です。
このようなコートを着て外出した時は玄関で掃除機をかけてください。
●《原因》花粉はふとん干しで付いてくる。
《対策》花粉の飛散時期はふとんは外に干さないで
乾燥機を使うことをお薦めします。
干した場合は、取り込むときにふとんの表面を軽く払って花粉を落とし、そのあと、
部屋で掃除機をかけ、花粉を吸い取ってください。
花粉の飛散時期は、ふとんを叩くことで花粉を粉々にしたり、ふとんの中に花粉を
押し込めたりするので、ふとん叩きはやめましょう。
特に、性能の良い掃除機で掃除すると、大幅に症状が改善されます。
これは、ふとん内部に潜り込んだ花粉や花粉塵、ホコリの微粒子、ダニアレルゲンなどの
原因物質(アレルゲン)をアレルギーに影響がないレベルまで除去できるからです。
{掃除機 オキシジェン}
●《原因》花粉は洗濯物に付いてくる。
《対策》花粉の飛散時期は洗濯物は乾燥機で乾燥するのが理想です。
外に干す場合は、取り込むときに花粉を良く払ってください。
厚手の物は掃除機をかけた方が良い。
部屋に干すと、部屋の湿度が上がりすぎて、ダニ・カビが増殖するので
注意が必要です。部屋干しする場合は、湿度計を購入して、
湿度が55%以上にならないように調整してください。
(浴室に干して、乾燥機で乾燥するなどの工夫をしてください。)
●《原因》花粉は窓の開閉で入ってくる。
《対策》花粉の飛散時期は、できるだけ窓の開閉は最小限にしてください。
但し、換気は必要ですので、花粉が入らないよう工夫して必ず行ってください。
換気口があれば、換気口を利用して換気した方が、花粉を防げます。(後述)
《対策》カーテン・ブラインドに掃除機をかけて花粉を吸い取ってください。
定期的に洗濯もしてください。
カーテンもブラインドも静電気が起きやすく、窓の開閉でかなりの量の花粉が付着します。
白いレースのカーテンを洗濯すると汚れた水が出てくるので、いかにホコリを
吸着しやすいかわかると思います。花粉の飛散時期の掃除機がけは必須です。
もし、窓を開けて換気をする時は、レースのカーテンは開けないようにしてください。
レースのカーテンがフィルターの役目をします。進入する花粉の半分程度はカーテンに
付着して取れますが、カーテンは定期的に掃除機掛けをしてください。
※花粉をカットする網目の細かい、花粉対策網戸も市販されています。
●《原因》花粉は換気口から入ってくる。
《対策》換気口にもマスク(フィルター)をすると花粉の侵入を防げます。
住まいによっていろいろな換気口がありますので一度チェックしてみてください。
外気を取り込むの換気口などに花粉用のマスク(市販の花粉用フィルター)をして、
花粉の侵入を防いでください。
また、最近のエアコンは換気機能が付加されています。
機種によっては花粉を通してしまうものもあるので注意が必要です。
◆侵入した花粉は徹底排除! 室内に花粉を浮遊させない!
室内に花粉が浮遊する《原因》は? その《対策》は?
クリーン作戦
●《原因》人が動くと花粉が舞う
1.人が「歩く」と床に落ちている花粉が舞い上がります。
カーペットよりフローリングや畳の方が舞い上がりやすいので、マメに掃除をする
必要があります。
特に背の低い子供は床に近く、呼吸器に入りやすいので注意が必要です。
《対策》特に「人が歩くところ」は念入りに掃除機をかけてください。
2.布製ソファ、クッション、座椅子、座布団などに人が「座る」ことで、
それらの中に潜り込んでいる花粉や、花粉塵が勢い良く舞い上がります。
ベッドに座ることでも同じ状況になります。
《対策》潜り込んだ花粉、花粉塵も徹底排除します。
布製ソファ、座椅子、座布団、などに掃除機をかけてください。
ぬいぐるみも同様です。最近、幼児が花粉症になるケースが多いので念入りに
掃除機をかけてください。
できたら花粉の飛散時期は、使わないようにした方が無難です。
《対策》静電気が起きやすい素材、物に花粉は集まりやすいので、
掃除機をかけてください。
テレビ・パソコンは強い静電気が起きます。テレビ・パソコンの周りは、
よく掃除機をかけてください。
3.ふとんに入って「寝る」ことでも同様の現象がおきます。
呼吸器がふとんに近いので、最も反応が強く出ます。
ふとんに入ると「くしゃみを連発」は、ふとんに潜り込んだ花粉や花粉塵を直接大量に
吸い込むことで起きます。
寝返りを打つことでも同様です。
ふとんの上げ下ろしも同じです。(上げ下ろしによって、空気中の浮遊塵は1000倍に
増えるといった実験結果もあります)
《対策》寝具(ふとん・毛布など)に掃除機をかける
毛布は毛足が長く、静電気が起きるので花粉を吸い付けやすい。
特に念入りに掃除機をかける。
●《原因》換気をして風が発生すると花粉が舞う
「窓を開ける」と風が入り、床の花粉が舞い上がります。
《対策》 花粉の飛散時期は窓の開閉は最小限にする。
換気装置、換気口を利用して換気をする。
カーテン・ブラインドなども花粉がつきやすいのでマメに(10日に1度くらい)は
掃除機をかけてください。
「換気扇」を回しても、空気が対流するので花粉が舞い上がります。
マンションなどで、キッチンの換気扇を回すと、排気と同時に、外気が入る換気扇が
回る装置があります。そこから大量に花粉が入ってきますので、注意してください。
《対策》換気装置、換気口の外気取り入れ口にマスク(フィルター)を付け、
花粉の侵入を防ぐ。
あまり目の細かいフィルターをつけると外気が導入できなくなるので、
マスクを重ねて使う程度で良いと思います。
●《原因》暖房機の送風は猛烈に花粉を撒き散らす
朝、起床して人が活動を始めると花粉が舞い上がり、部屋中に浮遊します。
起きがけに猛烈なくしゃみ連発現象を「モーニングアタック」と呼んでいます。
この「モーニングアタック」の原因の筆頭が暖房機の送風です。
石油ファンヒーターやエアコンなどの送風は、つけ始めは特に勢い良く床に向かって
噴出すので、床に落ちている花粉や花粉塵、ホコリの微粒子を瞬時に部屋中に
撒き散らしてしまいます。
《対策》特に暖房機の送風があたる近辺は床も床以外の壁やカーテン、
家具類もマメに掃除してください。
「モーニングアタック」対策2:朝の起きがけは、自律神経の働きが完全に
切り替わっていないので花粉に反応しやすくなっていることが分かりました。
床の中で足首を動かすなど頭をスッキリさせてから起きると自律神経が
切り替わり、わずかな花粉にも反応する現象は回避できます。
●《原因》掃除機の排気風も強烈に舞い上げる
1.掃除機の排気が床の花粉を舞い上げる。
(掃除機のお尻から排気が出て、その排気が床のホコリや花粉を
舞い上げる可能性があるタイプ)
2.排気性能が悪い機種は、ホコリの微粒子や花粉塵を撒き散らしてしまう。
3.排気循環式掃除機は、ノズルの先端から「噴き出す風」で床の花粉を舞い上げる。
《対策》掃除機をかけるとくしゃみが出る、目が痒くなるなどの症状が出る方は
上記の3項目に該当していると考えられます。
できたら性能の良い掃除機に買い替えることをお薦めします。
{おすすめの掃除機ベスト3は?} {掃除機 オキシジェン}
●《原因》温度の変化で空気が対流すると花粉も舞い始める
暖房機を使わなくても、日中温度が上がってくると空気が対流するので、
花粉が舞い上がってきます。
《対策》温度が上がって空気の対流が始まる前、朝の早い時間に
掃除をするほうが効果的です。
◆その他
●粘膜を乾燥させない
《対策》部屋の湿度を50-55%位にコントロールする。
鼻や喉の粘膜、目の結膜は適度な湿気があると症状が緩和され楽になリます。
逆に乾燥は、粘膜にとって大敵です。
花粉や花粉塵も部屋が乾燥していると浮遊しやすいのですが、
湿気が高くなると浮遊しにくくなります。
但し、湿度を上げすぎると、ダニ・カビが増殖しやすい環境になってしまいますので、
湿度50-55%以下位に調整してください。
湿度がコントロールできる「加湿器」を使うと良いでしょう。
加湿器が無い場合は、濡れたタオルやバスタオルを掛けておく事で湿度は
上げることができますが、上げすぎないよう注意してください。
必ず湿度計でチェックしてください。
《対策》マスクの間に「濡らしたガーゼかウエットティッシュ」を入れる。
これは、「粘膜に優しい」ことと、もう一つ「フィルター効果が高まる」という
メリットがあります。
マスクを数回洗濯すると素材によっては、織目が広がって花粉を捕獲する能力が
衰えてきます。高価なマスクを何回も洗って使うより、普通のマスクを使い捨て
にした方が良い場合があります。
普通のマスクの間にティッシュペーパーを挟み込むとフィルター効果が高まり、
花粉を90%以上捕獲できます。(ティッシュペーパーを濡らすと良いのですが、空気の
抜けが悪くなることがあります。水分量や紙枚数を調整してお使いください)
●空気清浄機の効果は?
ファン式空気清浄機を運転すると空気が対流します。すると花粉も浮遊します。
また、人が動いたり暖房機を運転したりした後に花粉が大量に舞い上がります。
そして浮遊した花粉は空気清浄機のフィルターに捕獲されます。
従って、空気清浄機は即効性がありません。
空気を循環してフィルターが花粉をキャッチするまでに、ある程度の時間がかかるのです。
空気清浄機を購入しても効果が現れない方は、花粉を舞い上げる方が多い
のだとお考えください。掃除が先決です。
尚 イオン式(無風)の空気清浄機は捕獲範囲が狭いのであまり実用的ではないと、
国民生活センターのテスト結果は示唆しています。
《対策》空気清浄機より、まず性能の良い掃除機で掃除をし、
花粉を徹底的に除去することの方が先決です。
空気清浄機は空気中に浮遊した花粉や花粉塵は取り除きますが、
床に落ちている花粉や潜り込んだ花粉までは除去できません。
性能の良い掃除機で、カーペットや布製ソファ、ふとんの中に潜り込んでしまった
花粉や花粉塵を取り除くことの方が数段効果的です。
空気清浄機は、掃除機で徹底掃除をした後に、常備運転することで効果が
最大限発揮されます。
アレルギーの発症は化学物質の影響が大きいと考えられていますので、化学物質の
除去性能が高い空気清浄機を使う方がより効果があります。
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●花粉の侵入を避けるため、窓を開けないで掃除する方法は?
普通の掃除機は排気性能が悪いので、窓を閉め切ったまま掃除機を掛けることは
絶対にしないでください。ホコリの微粒子や花粉塵が部屋中に充満してしまいます。
《対策》排気性能の良い掃除機で掃除すれば、窓を閉め切ったまま掃除機を
かけることができます。
《対策》濡れ雑巾で拭き掃除します。
(普通の掃除機の場合)フローリング、クッションフロア、ビニールクロス、家具、
電気製品などは、掃除機を使わないで、できる限り濡れ雑巾で拭き掃除します。
そのポイントは2つ。1つ目は、表面に花粉がうっすらと降り積もっていることを想像して、
拭き掃除してください。
濡れ雑巾で優しくそっと、できるだけ1度でふき取るような感じで掃除します。
ポイントの2つ目は、雑巾はマメに洗って、きれいな状態で使ってください。
バケツで洗っても結構ですが、水・お湯をキレイにするか、仕上げを流水で
行ってください。
汚い雑巾で何回こすっても、ホコリの微粒子や花粉塵が残ってしまいます。
《対策》朝の早い時間帯は、花粉の飛散量が少ないので、9時頃までに
掃除が終わるように、窓を開けてすばやく掃除機を掛けてください。
(普通の掃除機の場合)カーペットや畳、布製ソファなどは、掃除機を
掛けないわけにはいきませんので、その場所を掃除するときだけ、
窓を開けて一気に掃除機を掛けてください。
朝の早い時間帯は、花粉の飛散量が少ないので、9時頃までに
掃除が終わるように、窓を開けてすばやく掃除機を掛けてください。
もちろん、掃除機で汚れた空気が、換気で入れ替わるようにしてください。
●性能の良い掃除機で掃除すると効果大。
対策の中で「掃除機をかける・・・」がけっこう出てきます。
冒頭で紹介したように、スギ花粉の大きさは約30ミクロン(マイクロメーター)と
浮遊塵としては大きい方なのですが、早く掃除機で吸い取らないと
砕けて「花粉塵」となってしまい厄介です。
花粉塵は数ミクロンからミクロン以下の微粒子になってしまい、掃除機の排気から
撒き散らかされてしまう可能性が高くなります。
また、一般の掃除機では、カーペットや畳、寝具、布製ソファなどに
潜り込んでしまった微粒子は効率よく取れませんので、残った花粉が
花粉塵になって、部屋に漂ってしまいます。
《対策》花粉症などのアレルギー対策には「性能の良い掃除機」を使って
掃除することが最も効果的です。
●関連するページ
{掃除機を知って掃除機を選ぶ} {おすすめの掃除機ベスト3は?}
{掃除機にこだわる} {掃除機 オキシジェン}
{アレルギー対策「掃除編」} {アレルギーと掃除機を考える}
●環境省「花粉症保健指導マニュアル −平成14年度改訂版ー」 2003.3.31発表
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/html/001.html
●厚生労働省 ホームページ(平成17年花粉症緊急対策)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/iryojyuji.html
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